2020年
アマプラで鑑賞。
序盤から中盤にかけての妻夫木聡演じる田原秀樹がもしかしたら一番のホラーだった気がしなくもない。
「イクメン」という周りからの評価が欲しいだけの見え透いた行動に、でも本人はそうと気がつかない独りよがりな自己満足。なんとも言えない鳥肌のたつ怖さは、妻夫木聡がやってるからこそ余計に際立ってたのかも。
"それ"がなんなのかも分からず話としては解決したのかもわからないけど、この作品は白黒つけるような映画ではないだろうから、また別の方向性でとっても楽しかった!
まず出てくる人間のキャラがそれぞれ良い!誰一人見劣らずキャラが立ち、怖くもあり、かっこ良くもあり。柴田理恵がすごくよかった、いいキャラだった!
そして後半の神道、仏教、シャーマン諸々の合同儀式の絵面のクールさ。これを見るためにこの作品を見た…。
この映画をきっかけに原作本が見たくなった。