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どこか霧の向こうのBCのネタバレレビュー・内容・結末

どこか霧の向こう(2017年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

この映画祭で最も重そうな作品は観ておきたいと思い鑑賞。
実話にもとづく内容なので予想通り、心にズシンときた。
グロを若干抑え気味にしたキム・ギドクみたいな感じ。
香港映画というよりかは韓国映画ぽかったな。

ただ、カメラ引いていたから表情はわからなかったけど、泣き声が奇っ怪で、まるでコントとしか思えずドン引き・・・。
あれは演出なのかしら?
ご本人の演技だったらわざとらしすぎるわね。。。

あってはならないけど、実際殺人とまではいかなくても、鬼畜な親への憎悪によって引き起ってしまう反撃(過剰な暴力)はあるとは思う。
事件として表立っていないだけで。

不遇の子供がタガを外してしまう前に心をケアして救済出来る社会のシステムを構築する必然性を感じた。
日本はメディカル面は年々取り組んできている気はするけど、香港ではまだまだなのかな?
香港や中華圏では福祉の話はきかないからね・・・。
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