このレビューはネタバレを含みます
VSキョウリュウはキングオージャー本編に出ていたキャストは出番少なめで（台詞一言程度かな）
キングオージャー本編出ていなかったキャスト中心になっていてバランスとっていたような感じ。
驚いたのは現在は引退している今野鮎莉の演技がわりと上手かったこと。
台詞回しが自然だし、ソフトな話し方はプリンスの母親らしかった。
飯豊まりえはいつもよりかは少し声高め気味に演じていて、
ちゃんと特撮演技をしているのが達者だなと。
竜星涼は髭あとの濃さと声質のハスキーさが増したのは加齢も若干感じたけど、
他は役そのものを当時そのままに体現出来ていて、
俯瞰的に見ているけど朗らか、いざとなると皆を率いる真ん中感溢れていて実にカッコ良かった。
プリンス役の若手俳優さんはスタイルは良いとは言えないけど、
アクションは段違いにスピード感があり、本格派の型を鍛錬してそうなアクション。
和製ジャッキー・チェンみたいな印象。
塩野瑛久は今大河で天皇役だからかメイクも含め、美貌が垢抜けてきている感。
丸山敦史は実質ヒロインという感想多く見受けたけどホントその通りな印象で良い味出すよね。^^
舞台でも何度か拝見していて、長身でスタイル良いし、独特の雰囲気もってる。
もっと売れても良さそうな気もする。
近年の戦隊出身者で目立って出世した俳優・女優が思い浮かばないことを思えば、
後に朝ドラ大河俳優・大河俳優・朝ドラ女優を輩出したキョウリュウと
後に朝ドラ大河俳優・大河主演俳優・朝ドラヒロインを輩出したトッキュウの二年間がピークだったのかなとも思ったり。
極端に下手なキャストがいなくて個々のキャラが立っていた気が。
今の戦隊は顔面偏差値高くてもパット見顔の見分けがつかないし、演技も…
せめて個性重視のキャスティングにすれば良いのにな。
オチはわけわからなかったし、蛇足な気もしたけど、
あの大御所俳優を出す為にこの場面入れたんだろうなという気はした。
戦隊アニバーサリー映画としては楽しかったです。
