Shota

ヘレディタリー/継承のShotaのレビュー・感想・評価

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)
3.6
前評判ではホラーの最高傑作と謳われてたので、普通の絶叫するタイプのホラーかと思っていましたが全然違いました。

絶叫するようなシーンはむしろほとんどなく、終始不気味な雰囲気が漂っておりずっと気分が悪かったです(笑)

観た後だから言えることですが、冒頭の葬儀のシーンからの全てがラストシーンの伏線になってるので、気付いた時にはかなりゾッとしました。公式サイトの鑑賞者用の解説ページを見て謎が解けた瞬間はさらに怖かったです。

アニー役のトニ・コレットと、チャーリー役のミリー・シャピロの演技が良かったですね。トニ・コレットに関しては夢遊病という設定もありましたが、憑依された時に一瞬で表情が変わるのはすごいと思いました。彼女のその他の顔芸(?)も本気さが伝わるもので気迫を感じました。

最後に全てが繋がったときのゾワゾワ感が凄まじかったので、ネタバレを踏まえた上で検証としてもう一回観たいなと思いました。
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