ゆゆゆ

パッドマン 5億人の女性を救った男のゆゆゆのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ソニーの試写会にて。
ボリウッド映画、長いの承知で姿勢も楽に見てきた。
女性特有の問題【生理】(チャム)に本気で取り組んだ男性の話。
インドでは穢れとされていて、毎月5日間は家に入れない生活を送る成人女性たち。
たしかに、あの国では55ルピー高いよなぁと思うし、女性は家事に専念の国だからお金もあまり持ってないし、ナプキン普及率は12%。あのでかい国土じゃ金持ちしか使ってない。感染症で最悪の場合は命を落としかねないのに、女性たちは恥じることの方がいいと言い張り、ナプキンをしようとしない。
パリーは恥じなど感じることなく、ラクシュミお手製のナプキンを使って、世の女性に広めてくれてまさに妖精だった。
母親、妻、妹たち、全ての女性によりよい明日を過ごせるように、毎月5日×12は2ヵ月もの時間を家の中で過ごせない女性たちのために、男なんかよりずっとずっとたくましい女性たちに希望を与えた作品でした。
ラクシュミカン(不可能)から、ラクシュミキャン(可能)へと生まれ変わったラクシュミ。

NYに招待され、演説するラクシュミイングリッシュ→"リングリッシュ"は上手く言えずとも伝わる不思議な言葉。

パリーの気持ちももっとわかってやれよ!!!!と思った。笑
それに、ラクシュミ頭良すぎる。発想の転換すごい。粉砕・圧縮・包装・殺菌この4つだけで2ルピーのナプキンができて、たった9万ルピーで魔法の道具を発明できるなんて。

インドの景色懐かしいなぁ…と背景にも飽きることなく、歌も躍りも文句なし。
これは女性だけじゃなく、男性にも是非見てもらいたい!
ゆゆゆ

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