これは性別問わず世界中の人に見て欲しい映画。インドの古い考え方は日本人からしたら理解に苦しむ部分も多いですが、それは文化的な違いによるもの。
映画を見ていると、ラクシュミの言動は正しいと思えますが、現場の女性たちの立場になってみれば確かに奇人だと思う気持ちもわかります。例えば、知らないおじさんが大学の前でナプキンを配ってたら？近所のおじさんが夜中に話しかけてきていきなりナプキンを渡してきたら？普通に気持ち悪いですよね笑笑
でもラクシュミは、その奇人とも思える行動を取ってでも女性たちを、そして何より愛する妻を救いたいと思ったということです。ラクシュミの強い意志は様々な障壁を超え、更には本来の目的を超え、女性の雇用機会をも生み出すことにつながります。社会の常識を塗り替えるようなことを成し遂げるには、強い信念と行動力が必要なんだとラクシュミに教えてもらいました。
布を使う人なんていなくても、生理に関する悩みを抱えている女性は日本にも沢山います。生理への理解がもっと広まり、日本もより女性に優しい社会になったらいいなと思います。
