二階堂じぞー

ペンギン・ハイウェイの二階堂じぞーのレビュー・感想・評価

ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)
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おねショタ最高のおっぱい夏休み映画。
理屈っぽく研究家な小学生“アオヤマくん”と、歯科医院に勤める巨乳の“お姉さん”の不思議なペンギンストーリー。

『四畳半神話大系』や『夜は短し歩けよ乙女』などで有名な森見登美彦の良さが爆発している。
ペンギンとは?海とは?ジャバウォックとは?
全てわかるような、わからないような。
不可思議な出来事に彩られる爽やかで甘酸っぱい夏休み。少し早い青春とおっぱい。あと金的。

アオヤマくんとお姉さんが終止「お姉さん」「少年」と呼びあっているのがよかった。
またおっぱいがかなり強調されるけど、お姉さんが決して谷間を見せたりしないのもよかった。露出がない分、居眠りしたりアオヤマくんを抱き締めたりするときの呼吸で上下するおっぱいに目が釘付け。

ペンギンたちは歩いて転んで走って飛んで、方々に散り集まり隊列を組み、何をしていてもキュートで柔らかそうで、ゆるキャラ的でとても可愛い。
ただペンギンが可愛ければ可愛いほどジャバウォックが怖いのがなんとも…ジョニー・デップのアリスインワンダーランドに出てきたジャバウォックなんかは普通のドラゴンだったのにな~、このジャバウォックめっちゃ怖い…古代生物のキメラじゃん…。

街並みがとても理想的な新興住宅地って感じで憧れるな~と思ってたらシュールレアリズムみたいになったのはすごかった。

細田作品やジブリにも負けない新たなサマームービーとしてかなりの良作だと思う。
来年の夏にもコーヒー飲みながら観たい。
それまでにちゃんと原作も読まなきゃな~。