あろわ

フード・インクのあろわのレビュー・感想・評価

フード・インク(2008年製作の映画)
3.6
農薬、遺伝子組み換え食品、大量生産。
一見便利に感じる効率化された近代的なものたちの裏に潜むリスクを考えさせられる作品。

前職が農業関係の仕事だったのでモンサント関連(ラウンドアップや遺伝子組み換え)についての講演をよくきいてたのを思い出した。
今はバイエルに買収されてるんだ。
O-157は、従来は牧草で育つ牛がコーンで育てられることで引き起こされた感染症であることなど、学ぶことも多い。

遺伝子組み換えがされている(ものを使っている)食品を全く食べないことは無理だし、たまにはマックのハンバーガーも食べたい。
でも、それと同時に食について興味を持つこと、地産地消を心がけることは大切だよね。

いまは直売所もたくさんあって。知ってる農家さんの野菜はより美味しく感じるし、なんか大事に食べる。
生産者さんのことを知らなくても、美味しい野菜のラベルに書いてある名前は覚えて、ファンになって次からもその方の野菜を買ったり。

遺伝子組み換えとかを過剰に拒絶したりはしないけど、少しずつでも素敵な食べ物の選び方を増やして、豊かな生活を送っていけたらなぁと思います。
あろわ

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