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「フード・インク」に投稿された感想・評価

tori

toriの感想・評価

4.2
我々の体を作っている食べ物がこんなことになり暗澹とした気持ちになった
表示食品、生産者の顔が見える地産品、多少高くても有機食品を買い自分の身を守りたい
塩糖脂も極力取らないか質の良いものに変える、外食、レトルトなどを避ける等で自衛は出来る

この映画が作られた10年前にはオーガニックのエスタブリッシュメントが起きていたのでその後の隆盛に期待したいが逆に遺伝子組換も進化したので安全な食品選びはより困難になっていると思う

最もショックだったのは生育期間を2分の1にしてしかも体重を2倍にするつまり4倍の生産性での鶏肉製造
哀れな姿になった鶏達は自分の足で体重を支えることができず倒れたまま死んでいく
豚や牛は昔のような屠殺ではなくオートメーションで屠られていく
ノアの方舟で同胞だった彼らには生命を持つものとしての尊厳が忘れ去られている
食物連鎖の頂点に立つ人間の奢り身勝手さ

O157や鳥インフルエンザの原因も明らかにされている
資本主義は売らんがために少しでも安く大量生産をしようとする
そのあおりは安いものを買わざるを得ない貧困層がまともに受け
子供の糖尿病が増加、特に貧困層、とりわけ有色人種の子供の羅患率が高い

更に政府と大企業の癒着により多国籍企業が守られまともな零細農家が葬られる様、司法の不公平は「女神の見えざる手」を彷彿とさせた

映画とは関係ないがマック店内のあの独特の匂いが気にならなくなったら終わりだと思う
僕は摂食障害だった。数年ぶりに豆腐と野菜以外のものを食べている。そしていま僕は何も恐れていない。ヘビが自分の尾っぽを食べるように、ウロボロスが無限の円環を閉じようとしている。人間も動物を食べて生きている。そのことにようやく気づけた。ブタでも犬でもカブトムシの幼虫でも断食する仏陀の前で自ら火に飛び込み自身の肉を供物とした兎でもラロトンガ島の首長の唾液で発酵させたココナッツミルクでも、いまの僕ならば感謝の念とともにすべてを残さず味わい尽くすだろう。僕も彼らと同じ生きとし生ける畜生の仲間だ。
ちょっとヤラセっぽいけど、面白い。ドキュメンタリー感が強くていい
これ観とけばアメリカの文化的背景の一面を知ることができるし、すごくためになると思う。メキシコとかとの関係性も自然と見えてくるし、日本と比べて見えてくるものもある。
授業で見せたら面白そう
Inori

Inoriの感想・評価

3.3
特にアメリカでは、身体に悪い食べ物が安く、身体にいい食べ物が高いという傾向にあると思う。貧乏人に肥満である人が多い。資本主義が作り出した食品産業システム。安くあげるために身体に悪いものや不衛生なものがスーパーに並ぶ。安いから売れる。悪循環だ。更に問題なのは、どこでどう生産されたものかが消費者に分かりにくくなっているという点だ。

この作品の最後に、消費者として我々はどう買い物をしていくべきかが書かれていた。これは助かる。前向きで自分にも何かできる気がしてくる。問題自体は大きいけれど、少しでも取り組めることがあるならやってみようと思えるエンディングに背中を押してもらった。とりあえず、身体にいいもの(無農薬野菜など)を買う、旬なものを買う、近場の農場のものを買う、くらいまではいいが、それを買った後にどう料理するのか、美味しいのか、簡単なのか、なども結構気になる問題で、その辺りのサポートシステムも是非考えて欲しいなぁとも一消費者として思うのであった。
Haruka

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3.0
フード系ドキュメンタリーはいくつか見てしまったので新しく思えず。それでもやはり脳裏に焼きつく映像と言葉の数々は良き刺激だ。
ただ本作は、あんまりメッセージ性が強くないと思う。
食べ物の危険性は大企業のせいでーす!カネのために食べ物は工業生産物となりましたー!不法労働者や貧困者をゴミのように扱う大企業は悪でーす!
みんな有機食品を選びましょー!うーむ。
大企業の金儲けが諸悪を撒き散らすのはこの業界に限った話ではないわけで、大企業の恩恵だってたくさんあるはず。じゃあ落とし所はどうすんのっていうところが難しいんだよね。
nao

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3.7
生活者、生産者を取り巻く食品の経済を考える。高効率を求めることによって生活者の知らない世界があります。ニワトリの屠殺や牛、豚など。現実を知る意味でとても良いですね。最後のメッセージに、1日に3回、食べて考えるチャンスがある。労働や動物、環境に優しい企業から買うこと、旬のもの、有機食品を買うこと、成分を知ること、ラベルを読むこと。これらが大切だ。
ぽん

ぽんの感想・評価

3.8
知るべき現実。
企業の戦略に上手く乗せられて、食が豊かな社会だと勘違いしている消費者。
昔より豊かなように見えて、実は限られた(操作されて絞られた)選択肢しか得にくい社会になってしまっている。

種子法も廃止される今、たくさんの人に見てほしい作品。
太郎

太郎の感想・評価

3.6
映画と思って借りたらドキュメンタリーだった。
食についての問題が大きく見れば同じ題材だが、その中で小分けされたジャンルがいくつかある。結構淡々と進んでいくので退屈してしまう。もし観るなら自分の興味のあるジャンルだけ観ることをオススメします。
勉強もなるし観て損はない話の内容だった。
YKE

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4.5
留学先のカナダで鑑賞
暫くお肉が食べられなくなりましたが、見る価値は有り
食べ物とビジネス、知りたくないけど知らないといけない事だらけ
durant

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3.7
大企業が自分たちだけの利益を求めるため、市民の安全が奪われる。
資本主義の悪いところだと感じた。
金や地位を持っている少数の人物や企業が、貧乏人から搾取し続ける。
自分たちが有利になるように、政治に介入する。本当に汚いやり方だと感じた。
政府の助成金でファストフードは安く作れるため、スーパーで買い物するより、安上がりになってしまう。そして、市民は安い方を選んでしまう。結果的に、自分の健康を害するため、医療費などのコストがかさんでしまう。

この問題をすぐに解決できるとは思わないが、少しでもいい方法に進んで欲しい。
消費者である自分たちが、安全な食材を見極めて、購入したい
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