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アイ・アム・タレントのtakumimのネタバレレビュー・内容・結末

アイ・アム・タレント(2016年製作の映画)
1.9

このレビューはネタバレを含みます

定期的にドキュメンタリーに挑戦してみたくなるんだけどやっぱり楽しみ方がわからないなぁ。

多分密着してて使いたいって思うシーン使うんだろうけど、それが必ずしも後半とか、その作品の肝になる訳じゃないのが微妙なのかな。

とはいえ、この作品の主人公の彼は周りの人に恵まれたなと感じ、それは作中で人徳と表現されてたが、彼の人柄が大いに関与してるのはわかる。確かにピュアだ。

しかし運が良かったという部分も大きいと思う。
まぁ彼の生い立ちを聞いて運が良かっただなんて言うのはかなり酷いかもしれないが。

現に序盤で悪い人達とつるんじゃった子も出てきたよね。彼が悪い人かって言われるとそうは見えなかったし。

とまぁなんか御託を並べるのがドキュメンタリーの見方として正しいのか知らんが、楽しむとなるとこう言う解釈を色んな人と交差させて、人の人生から多くを学ぶという方向になるんじゃないかなって思ってしまう。

ただ1つハッキリ言えるのは、俺みたいに映画ばっか観て人との関わりをシャットアウトしてる人間には運良くとか運悪くとか関係なく色んなことがめぐってこないんだろうなぁってこと。
せめて日本に生まれて寒いときに着るものがあり、お腹が空いたときに食べるものがあり、暖かい布団で寝られる家がある幸せを噛み締めるか。
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