たまちゃん

空母いぶきのたまちゃんのレビュー・感想・評価

空母いぶき(2019年製作の映画)
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普段の私たちの生活とは遠いところで、海域の不審船との攻防は実際に起きているんですよね。
攻撃されている巡視船?の映像を見たことがあります。
この映画ほど激しい攻撃は無いかもしれないけど、現実に起きてもおかしくない物語ですよね。
設定は違うけれど、村上龍の「半島を出よ」を思い出してしまった。
憲法7条、戦闘と戦争。攻撃されれば自衛するために最大にやり返すものと思っていました。
そうしたらそれは戦争になってしまうのか。
実戦を想定しての日々の訓練。でも訓練は訓練であり、実戦で失敗することのできない任務を遂行するっていう事の難しさを思いました。

個人的にはコンビニの場面はちょっといただけない。レジがパニックになってるのにお菓子の詰め合わせを作っていて(売り切れちゃったとしても)居眠りしちゃうって、ちょっとファンタジーすぎるでしょ。
せっかくの中井貴一さんなのに、あんな設定は残念でした。
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