【じぇれのレビュー】
2019/09/05 08:30
【伊坂&今泉の魅力が掛け算された心地よい‘出会い’の寓話】
ボクシングの試合をきっかけに繋がっていく市井の人々を、温かい目線で描いた群像劇。
伊坂幸太郎作品らしい巧みなストーリーテリングと今泉力哉作品らしい細やかな日常描写が、絶妙にマッチしています。
最高に心地よい!
中でも、三浦春馬さんがよかったですね。
殊更ダメ男ぶりを強調するわけではなく、自然体の演技で、非モテ男を具現化。
実際はイケメンなのに、作中では全くイケメンに見えないんですよねぇ。
お見事!
というわけで、誰かと出会いたくなる映画『アイネクライネナハトムジーク』をみんなで観ましょう!