このレビューはネタバレを含みます
期待していなかったけれど、良かった。北原白秋について歌以外殆ど知らなかったので、大変興味深く観た。
この地上に歌が生まれる瞬間、その時々…心が動いた。そして白秋が軍の要請で作詞した事も初めて知った。白秋は糖尿病だったんだね。怖いな。世の中、知らない事ばかり。
でも、残念な点もいくつか。安田姉妹の登場で現代にタイムリープした感じ。若手はいなかったのだろうか。そしてAKIRAの特殊メイクが……。ラストシーンもなんだか間延びしていたような。勿体ない気がする。全体的にテンポがのんびりし過ぎかなあ。その割に説明が足りないところもある。場所とか大震災の件とか。今登場人物がどこに住んでいるのか、どこにいるのか混乱した。
追記 つい先日、金沢の室生犀星記念館を訪れて写真をたくさん見たのだが、この映画の室生犀星は全然似てなかった…
