個人的に今までで一番衝撃を受けた映画で、初めて同じ映画を映画館で見返しました。
絶海の孤島に灯台守として赴任した2人の灯台守。元々不仲だった2人が、隔絶された環境で徐々に不信感に苛まれ精神を壊していく様子が、ウィレムデフォーとロバートパティンソンのすばらしい演技によって描かれています。
19世紀に実際の起こった事件をもとに作られた映画ですが、もう一つの側面としてギリシャ神話の一幕を再解釈したようにも捉えられます。
独特なアスペクト比、鳴り響く不快な霧笛の音、当時の灯台の制服を忠実にに再現した衣装、映画に登場する様々なメタファー、そして光は本当に人を幸せにするものなのか、など色々な見どころがある点もポイントです。
人を選ぶ映画ではありますが、かなりおすすめです。