中学生ならではの多感な時期を、リアリティ満載に描いている映画。
インターネットネイティブと言われるジェネレーションZの主人公ケイラは、
ネット上では自身を表現でき、理想の自分でいられるのに、現実世界では理想とかけ離れた自分であることに、悩む。
そんな彼女が、承認欲求を満たすためではなく、誰か(そして自分)の背中を押すためにSNSを使って自己表現できるようになっていく姿に、彼女の成長がすごく映し出されていて愛おしい。
そしてどんな時でも、ケイラのことをサポートして愛情を注ぎ続ける父親がそばにいること。ありのままのケイラを受け入れる彼の存在は、本人は気付いていなくとも彼女にとって とても意味のあることなのだと思う。
理想の自分になるのではなくて、ありのままの自分でいられることこそが、一番かっこよくて素晴らしいです👏