Mary

21世紀の女の子のMaryのレビュー・感想・評価

21世紀の女の子(2018年製作の映画)
4.0
一番好きな作品はやっぱり東佳苗さんの『out of fashion』、次点で『セフレとセックスレス』、一番共感したのは『君とシーツ』

"自分自身のセクシャリティあるいはジェンダーがゆらいだ瞬間が映っていること"というテーマで物語を成立させる山戸結希監督は凄い。
山戸さんの作品は、全作品を総括しているかのような比喩性の高い作品だと感じた。

服飾学生を描いた『out of fashion』を見て、大学行かなかったら服飾学生やりたかったなと思うくらいにはお針子になりたかったのだけど、こんな生半可な気持ちではやれないのだ、と痛感させられました。

キャストで驚いたのは、ゆっきゅんがバイプレイヤーとして出演されていたこと、nicolaのときめちゃくちゃキュートだった日南響子ちゃんが凄まじい色気を放ってエッジの効いたかっこよすぎる女優さんになってきたこと、『おんなのこきらい』でもだいすきだった木口健太さんが今回もよかったこと。ラブホの浴槽でペディキュアを塗られたい。
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