津軽を舞台に高校生が進路をどうするか悩む日常を丁寧に描いていて、私はこの手の作品が好きなんだなぁと実感しました。
雪かきって、とても大変な作業を楽しんでいる近所のおじさん（三上さん）を描き、一躍テレビで取り上げられた際にお母さんから発せられた言葉に、きっと親って子どもの心配やご近所さんへの配慮からそうした言葉を投げかけてしまうんだよなぁとしみじみ思いました。
その後、ただ嬉しかっただけなのに分かって貰えず部屋でふて寝をしている主人公の結衣さんの気持ちをちゃんと受け止めてくれるお兄さんの存在が凄いなぁと思いました。
