全ての作品に海、または川が出てきたのが印象的でした。意図したものなのか気になっています。また、男性が主役の5作品は全て身近な女性を失っているのは、楽曲にインスパイアされているからなのかなと。
しかしLDHというドメジャーなエンターテイメント事務所がこういう作品に次々チャレンジしているのは素直にすごいと思います。LDHが配給しているから、フィルムフェスでしか見られないような作品が全国で見られているのも有難い。
私の一番のお気に入りは「Kuu」です。インスパイア曲が始まる前までなら、現代美術の映像作品として発表しても遜色ないのでは。
前作のCinema Fightersより作品の並べ方も良かったと思います。ファンキーで始まり、カナリアで終わるというサークルが美しかった。
