ま

ファミリー☆ウォーズのまのレビュー・感想・評価

ファミリー☆ウォーズ(2018年製作の映画)
3.1
最近じゃ「ベイビーわるきゅーれ」等でも有名な阪元裕吾監督の2018年公開の問題作。

一言で言うと「カオス」でした。最初から最後までずっとカオスで後半はカオス過ぎてもはやワラけてきました…

かなり不快指数高いので人によっては目を背けたくなったり、くだらん!とバッサリ切られそうな作品でもあるが、色々とブッとんでました。

どこにでもいそうな家族のお爺ちゃんが認知症を患い、ある日子供をひき逃げして死体を持って帰ってきてしまう。それからというもの家族の歯車が狂い始める話。

幸せそうな家族の食卓…からの~お爺ちゃんちゃぶ台返し。からの~「隣に引っ越してきた者で~す」ってショットガン持ってるやん。と、いきなりツッコミどころ満載。

一家全員クズの集まりでみんなそれぞれに狂っていて中でも次男がクソの中のクソ。

しいて言うなら長女はちょっと可哀そう…長男はアホ過ぎて笑った。次女はメンヘラ。父ちゃん母ちゃんも色々クズ。

友達も近所の人も行方不明の子供を助けに来た親もみんなクズで登場人物でマトモな人や常識人が一人もいないという。

ジャケットの意味はそういう意味なのね…終盤はB級・C級スプラッター映画の様。あえて安っぽく作ってるのがミソ。
爺ちゃんとお隣さんが最強ってっこと。
ま