Takubo

翔んで埼玉のTakuboのレビュー・感想・評価

翔んで埼玉(2018年製作の映画)
3.9
新宿バルト9にて鑑賞
客の入りがかなりいいのと友人からの勧めで見ました。

声を出して笑いました。劇場の雰囲気も良く、一体となって笑えました。

内容と映像美のギャップというか、内容とキャストや演技の本気度とのギャップというか、かなりグッときました。あんな大真面目に適当なことをやってのける感じがたまらなかったです。
ちょくちょく事実や事実っぽいことを織り交ぜてくるから、変なリアリティがあったのも相乗効果を感じました。

ただ出身が静岡で、東京に住み始めてから3年程度なのでなかなか掴めない感覚もあって、関東圏出身の方がとてもうらやましくなりました。

あととても珍しく感じたのが、エンドロールで笑いが生まれていたことです。はなわさんは佐賀の(正直)つまらない歌を歌っているイメージでしたが、このエンドロールは劇中でも上位に入る笑いどころでした。

強いてマイナス点を挙げるとしたら、コメディー映画である分、シリアスなシーンは退屈に感じてしまいました。若干中盤でだれてくる部分があります。
でもトータルで考えるとめちゃめちゃ面白いし、各地域こういう偏見とか対立って持っている気がするし、地元のこういう映画が作られるのって幸せですよね。翔んで静岡を見たいです。
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