まえだ

ビリーブ 未来への大逆転のまえだのレビュー・感想・評価

ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)
3.9
不幸にもクソ邦題を付けられてしまった良作ノンフィクション(ビリーブってなんやねん)。なんでマイルドな感動作みたいなタイトルにしてしまうのか。

フェリシティ・ジョーンズの顔に時折RBGの面影を感じる。キャスティングと役作りの功。

RBGによってアメリカで初めて性差別の違憲判決がなされるまでを描いているが、作中で伝統的家族観を掲げて女性の社会進出を恐れる男衆の姿を見ると、「選択的夫婦別姓」の議論が進む中で我が国の政治家たちも同じことを言っていたなぁとデジャブ。

もちろんRBG自身のバイタリティもさることながら、娘や教え子たちの世代の新しい価値観や行動力に励まされながら立ち向かっていくっていう描写がいいよね。法は人によって作られるものだなーって。
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