マックス・チャン主演のアクション作品。
お気に入りのカンフーアクション俳優なので見に行った。
女性警察官の連続殺人を追う情緒不安定な刑事役でシリアスなサスペンスアクションかと予想していたが予告編にCGの龍が出てきたのを見て期待が半減していた。
見てみると、香港映画らしくストーリーは短絡的で浅く破綻していて展開がよくわからず、殺人が起こるわりにBGMはコミカルで軽いテンポだったり、日本の昭和を思わせる歌だったりと意表をつかれ終始唖然とする。一見B級以下の駄作に見える。
しかし、この客が受け入れ難い作風は、前例として思い当たる。トム・クルーズ主演「ナイト＆デイ」メル・ギブソン主演の「ペイバック」「陰謀のセオリー」のジャンルの既成概念に収まらないために観る側には不可思議に感じられる。
マックス・チャンファンで今までにない彼を見たいならオススメ。アクションはキレッキレで、刺青姿の上半身裸のラストバトルは女性の目は釘付き👀
そのラストバトルはブルース・リーのキレっぷり！ジャッキーチェンの「カンフーマスター」のラストバトルの逆ギレ技のオマージュのようだ！
とにかく肩の力を抜いて観にいけば、マックス・チャンのカッコ良さと今までにない演技、ロッキーのトレーニングシーンや、セブンの衝撃のシーンなど監督フルーツ・チャンが面白く作ろうとしてる意図が読み取れる珍品娯楽作である。
ある意味マックス・チャンの最高傑作かもしれない^_^
