もこ

ブラック・クランズマンのもこのレビュー・感想・評価

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)
3.8
KKKの存在を知らなかったんで、この世にそんな組織があるの?!信じられない!!ってびっくりしてしまいました。(ただの無知。)

優劣を決めることで、自分達の地位や存在価値を確かなものにして安心感を得ていたのかな。
でも優劣は誰かによって決められるべきものじゃない。だから黒人や他民族を否定して排除しようとする行為はあり得ない‼︎って思いました。
けど!!実は、今の学校現場でも社会でも、自分と他者を無意識的に比べて判断することって結構起きてるんじゃないかと思ってしまった。

そこで得られた安心感って、刹那的であって自分の為にも相手の為にもならないから、その考えを基に自己形成や自尊心の確立がされちゃうと、結構危険ですよね…。

誰にも命の価値って決められないし、人はみんなその存在に同等の価値を持っている。
自分の弱さや不完全さを認められた時に、他人を愛おしく思えると思うから…
自分を受け入れ、同様に他人も受け入れる、
自分の命と同じように他人の命を大切にできる、
そういう自分でありたいと思いました。
もこ

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