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ブラック・クランズマンのmonのレビュー・感想・評価

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)
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ドキュメンタリーのようで見入ってしまった。肌の色しか見ていない人の愚かさよ。

「ゲットアウト」見たくなる…と思ったらJ.ピール制作に関わっててビックリ。ロン役のジョン、デンゼルワシントンの息子さんと知ってまたビックリ。
アダムドライバー見るたびに好きになる。どの役も良い…。スパイクリーらしい音楽も好きだった。

公民権運動、白人至上主義。潜入捜査官らの姿を通して、現代人は何を見るだろう。
腐敗を内から正そうと秘めた志をもつロン。彼と出会ったフィリップが、それまで意識していなかった、自分の中にあるユダヤ人としての矜持が芽生える場面が好き。アイデンティティなんて悩まなくったって、後からいくらでも見つけられるんじゃ?
被害者となった時、どんな理由があろうとも加害者の属するコミュニティ全体を攻撃するのは誤りだと、自分は思えるだろうか。
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