トカゲヤモリ

ブラック・クランズマンのトカゲヤモリのレビュー・感想・評価

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)
3.7
他のレビューを読まずに書きます。

まず、社会派映画なのにかなりコメディ寄りでエンタメとして面白かったです。
けど、前半に全部仕上がってたから、後半は前半で作った設定や展開を畳んだ感じかな。
前半の設定が突拍子もなく面白いだけに後半は普通の刑事アクション映画に見えました。
実話ベースだから意表を突いたどんでん返しとかあるわけないんですけど。笑
あと、白人刑事がユダヤ人という設定で、KKK的にはユダヤ人も許せないから、彼の潜入が一段と緊張感があるんですけど、途中から白人刑事が主役に見えたかな…。「自分がユダヤ人だとあまり考えたことがなかったけれど、最近は自分のルーツのことばかり考える」みたいな葛藤に満ちた台詞も白人(ユダヤ人)刑事が言うことに。
★黒人差別が主題の映画なのに見た目では差別されないユダヤ人の話は何か似て非なるものというかんじがいたしました。★

そしてストーリーとは別に、黒人刑事の白人のフリや、白人刑事の黒人刑事の真似がイマイチのようには感じられました。「あ、すごい口調や声が変わった!」ってほどではなく、まあそれが限界だったのか、役者の未熟さなのか(←偉そうでビックリ)。
その辺どっちかがもうちょっと完璧にしてほしかったかな。二人一役という設定からすると演技的な見せ場だと思うので。

★編集:主役の黒人俳優は平凡に見えるしスキルもそこまで…と思ったら、デンゼルワシントンの息子なのか~!コネか!(偏見)アダムドライバーが主役に見えるわけだ★

とはいえ、さすが色んな賞ももらっている映画。考えさせられる部分も多く、それでいて普通にアンダーカバー映画としても楽しめる良作だと思いました。