黒人初の警察官がユダヤ人警官とタッグを組み白人至上主義集団へ潜入捜査するストーリー。
全体的にシニカルでコミカルな演出が散りばめられてついついクスッと笑ってしまうんだけど、取り扱ってる内容はヘビー。
白人至上主義(通称KKK)が劇中で叫んでた「アメリカ・ファースト」…あれ、これ最近聞いたな…怖い。
人種差別を取り扱っている作品は数あれど、わたしも今までいくつか観てきたけど、今作は特にズシッと響いた。その分、自分の無知さにイラッときて、世界を知らなさすぎると悲しくなる。
作品としても面白いし、響く映画。
スパイクリー監督の名作『マルコムX』の主演はデンゼルワシントン、今作も同監督で主演はデンゼルワシントンの息子。なんかグッときた!