いしどう

存在のない子供たちのいしどうのレビュー・感想・評価

存在のない子供たち(2018年製作の映画)
3.9
子供をお金集めの道具のようにしか思ってない両親の元に生まれたゼインの、人を思いやる気持ちが最後まで変わらなくて、ほんとに心が強い優しい子なんだなって泣けた。

まず一個下の妹の生理にすぐ気づいて対応してあげる姿にびっくり。日本の兄弟ならまず有り得ない。それほど女の子が生理になるってことは、この国では意味を持つことなんだなと。あと赤ちゃんを頑張って面倒見てるのに誰も何も手を差し伸べず見て見ぬふり。
救護所の人も気づかないんかな?

重い作品だけど、直視するべき知るべき現実。
いしどう

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