存在のない子供たちの作品情報・感想・評価・動画配信

存在のない子供たち2018年製作の映画)

Capharnaüm/Capharnaum/Capernaum

上映日:2019年07月20日

製作国:

上映時間:125分

ジャンル:

配給:

4.2

あらすじ

みんなの反応

  • 貧困に苦しむ子供たちの現実をリアルに描いたドキュメンタリー映画
  • 子供を産むことの責任と重さを改めて考えさせられる作品
  • 素人キャストによる自然な演技がストーリーに深みを与える
  • 中東で起きている問題について考えさせられる、重いけれど見るべき映画
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『存在のない子供たち』に投稿された感想・評価

4.2
22,670件のレビュー
3.4

『ケン・ローチにはまだ足りない』

子供の自然な振る舞いを掬い取る天才かなんかですか?
ゼインが鏡に写したアニメをヨナスに見せ、音がないから代わりにセリフ当てて聞かせるシーン。矢継ぎ早に出てくる言葉…

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このレビューはネタバレを含みます
線引きむずいなもう人間を作りだしていい人間なんていないんじゃないかって

辛い...。家族って何だろうな。血の繋がりより心の繋がりなんじゃないかと思ってしまうね。ゼインは正義感が強くて面倒見がやよくて自分より小さい子を優先してあげてめちゃくちゃいい子じゃん。ゼインととヨナ…

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漁師
4.2
このレビューはネタバレを含みます

実は最初、この作品を観るのをためらってしまった。余りにも酷い内容の作品なのを何となく知っていたからだ。主人公の少年(ゼイン)は親より優しい気持ちの持ち主。妹(サハル)を何とか守りぬこうとする為、ふた…

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こんな地獄見てきたような目よくできるなと思ったら、主人公本人が実体験を元にした話だった.. 他の演者もほとんどが素人だと聞いて驚いたというより納得だった。とても抉られた..
このレビューはネタバレを含みます

あの親よりよっぽどゼインの方が大人だと思う

妹の下着を洗ってあげ、逃してあげる手配までして
殺されたとわかったら真っ先に迷わず殺してやるとナイフを掴む彼の方がよっぽど覚悟や責任がある

お世話にな…

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GTmek
3.7
自分が恵まれてるのを再認識
境遇が似た人を使っていることでのリアリティ
笑顔を劇中で2回しか見せない壮絶さ

映画の「中」で語られたこととは別に、映画の「外」に宿る1つの現象として、女たちにとっての少年という存在の不思議さがある。

かつてそれは、僕にとって苛立ちでしかなかった。男たちの造形する少年が、紛れ…

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「ドイツ零年」「緑色の髪の少年」「大人は判ってくれない」「少年」「都会のアリス」「E.T.」「ミツバチのささやき」「霧の中の風景」など、子どもが主役の名作映画は数多くあるけれども、この映画の主人公の…

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終始、胸が苦しくなった。

主人公の男の子、ゼインの逞しさと健気さは、この救い様のない負の連鎖の世界でひと筋の光に見える。

そして彼は賢い子だと思う。愛のない場所で愛を持って生きている。

「育て…

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