これまだ日本で上映されてないようだが、パリ発羽田行きの機内映画サービスにあったカンヌ映画祭特集で見つけた。2018年のカンヌに出品されている。
グローバル企業が内部留保を貯めながらも、国際競争を盾にフランス国内の工場閉鎖を決定。それに対して断固戦う労働者を描いた作品。主役のヴァンサン・ランドン、どこかで見たことあると思ったら、「君を想って海をゆく」に出演してた名優。
ケン・ローチやダルデンヌ兄弟が描く労働者とまた少し異なっていて、私生活がわずかしか描かれておらず、雇用者側との丁々発止のやり取りが映画の大部分を占めている。
結末は悲劇的。でもこれが現実なのか…
こういう映画、日本には本当にないなー