バスキア自体のことは、あまり深くは理解できる作品ではないけど。バスキアがバスキアたらしめた、時代や環境、文化が知れて面白かった。
子供のような、全てを吸収してしまうその柔軟さが、アートを美しくしたし、同時に命を短くしてしまったんだと思った。
やっばりバスキアの作品はいいなって思った。文字を絵・デザインとして捉える(バレンシアガとだけ書いてあるTシャツなど)、というのはたしかに今は結構あるけど当時はないよな〜って。
バスキアがまるで短い命だと分かっているかのように、スピード感をもって生きていたと言うのを見て
たしかに、わたしも3-4年前くらいが最も焦っていた気がする。何かを成し遂げなくてはいけない、何者かにならなくてはいけない、ずっと焦って焦って焦ってた。だけど、いつの間にかなぜかその焦りが薄れてきたような気がするのは何故なんだろう?
その焦りが年齢とともに緩やかになっていくとたら、たしかに、世界を変えるのは若者なのかもしれないと思った。