めちゃくちゃ面白かった！
これはスマートな犯罪映画ではありません。
ただの大学生が遊び半分で始めた犯罪が止まらなくなっていく様を描いた映画です。
でも本人たちが出てくるドキュメンタリー要素も含んでいて、そこが映画の作りとしてはかなり斬新。だからこそ、妙にリアルで、見ていて苦くなるものの、面白かった。
カッコいい犯罪映画と現実はやっぱり違う。
ただの大学が盗みをしても結局犯行自体、ボロばっかりだし、人を傷つけるのも恐れてしまってスマートにできない。計画もめちゃくちゃ。
それでも何かして、自分は平凡じゃない、特別な存在だって、思いたかった。
本を盗もうとする動機がぼんやりしててるのが印象的だったなぁ、、
あと記憶の曖昧さの映像の作り方がとても面白かった。
