磯崎眞澄

ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうたの磯崎眞澄のレビュー・感想・評価

4.1
映画「ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた」
音楽が好きで娘とのバンドを夢見る父親、フランク。
勉強が好きで医学へ進みドクターになろうとする娘、サム。
このサムが音楽の才能もそなえている。

違う方向へ行こうとする二人を音楽がつなぐ、或いは結ぶ。
親子の縁や愛情、相手を思いやる気持ちと音楽が結びつく。

音楽がいいです。なんでいいのか?どういいのか?を考えさせられる映画だなぁ。

映像やセリフの力加減や配分がとてもいい具合で、編集もいいです。
タイトルもいいです。
だから、「たびだちのうた」はいりませんね。

泣いた。

サムが最初に出てくる場面
心臓の勉強をしているところで
ハーツ・ビートという言葉が出てきて、「それは恋愛の可能性もある」といったやりとりがあって、地味な伏線になっている。
そしてラストの
HEARTS BEAT LOUD

そして女の子自転車映画にハズレなしの法則

人物たちの関係性もいい按配。

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