(記録用)2020-89
原作未読。タイトルに引かれたのと出演している俳優陣が好きだったので、「金曜ロードSHOW!」にて鑑賞。
障害者を扱ったお涙頂戴的な作品と思ってましたが、障害者である主人公鹿野の考え方・生き方を通して、障害者と健常者の目指すべき関係性について考えさせられる良作でした。
本作の中では、障害者と健常者は対等の存在です。
鹿野は体が不自由、健常者の田中や美咲は心が不自由、障害者が健常者に救われるだけではないし、障害者が健常者を救うだけでもない。
両者が対等の立場で、互いを思いやり支え合って前に進んでいく、そんな理想的な関係を描いた良き物語でした。