たまねぎ

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話のたまねぎのレビュー・感想・評価

3.9
シリアスになりがちな題材なのに、最後まで自由にふざけきって、泣けるのに観客がすごく明るくなれる映画だった
というのも一重に鹿野靖明の人柄と考え方のおかげだったのかも
それに鹿野さんの人たらしな性格が大泉洋の演技でさらに引き立つね、すごくキュートだった大泉洋
鹿野さんの生活とボラたちの奮闘は想像しただけでとてつもなく大変で、自分以外の誰かのために何かをしてあげるってなんなんだろうって考えちゃうけど、一緒に過ごした時間とか思い出とかそういうものが後から生まれてその人のエネルギーになっていくのかなとか思った、鹿野さんの言う「対等な関係」っていうのが重みがあった

とにかく言いたいのはただの難病御涙頂戴映画じゃなくて、いろんなこと考えるけどすごく元気をもらえる映画でしたということ

それにしても高畑のみっちゃんの魅力爆裂してたなあ、赤のボーダーの服が欲しくなる
たまねぎ

たまねぎ