REY

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話のREYのレビュー・感想・評価

3.0
正直これは評価が難しい…
札幌が舞台であり主演は大泉!
札幌市民の私は親近感が沸きました。
大泉の激痩した名演技は評価‼

しかし実際ここまでの介護が
身内では無くボランティアなのに
この作品の様に綺麗事で済むのか…とも
見ている最中に
疑問に思ったのも事実でした

難病指定の筋ジストロフィー
全ての筋肉が弱っていく…
同じ様な病気、それ以上の難病と戦う
友人が私には居ます

今まで出来ていた事が
だんだん出来なくなる…
私には想像を絶します。

人に助けを求めると言う事は
自分1人ではできない
それを認め無くてはならない

実際この映画を見て
助けて!と言う事が
どんなに勇気がいるのか
人の手を借りなければ
出来ない事を受け入れて生きていく…

普通の人と同じ様に
好きに生きたい。
大泉が言った
「対等」でいたい
ワガママすら
主人公には命がけ…だった。

お涙頂戴の作り方ではなく
前向きに生き!希望を捨てない
主人公の明るい正直な姿に
回りの人達にも勇気を与えたのだろう
深夜にバナナ買ってこい!!
それも命令形で(笑)

そんなワガママを言っても
通ったのは
鹿野さんという人はきっと魅力な
人だったんだろう。

医療が進んでいるこの時代に
何故まだ適切な治療法が無いのかが悔しいです😢

大切な友人、このような病気で
苦しむ人達のため
少しでも早く治療法が確立することを
切に願います。

見て良かったと思う。
これからも20年前と変わらず
いつまでも対等でいたい…

#1-2
REY

REY