乱痴気騒ぎを起こすパリピの話だと思っていたのですが、社会学的な視点から性を分析した非常に優れた性教育コンテンツでした。多くの人に認知されるべきだと思います。
「カジュアル・セックスの文化では平静を装い感情を捨てる必要があります。彼らは相手を人としてではなく、快楽の道具として見ます。そして恋愛を経験しません」フリーセックスとひとくちに言っても、60年代とは異なり、現在では愛や相手との関係性を築くことに無頓着になった。
男らしさとは連れの女性の容姿や自らの経験人数を誇ることという前提があり、そのプレッシャーから童貞は恥ずかしいもの、卒業するべきものという強迫観念が流布している。また力と攻撃性が男らしさであるという考えは性暴行の容認に繋がっている。
女性らしさは性的魅力という単一のものさしで測られ、彼女たちは自らの存在価値を高めるために性に奔放であろうとする。すると彼女たちにとって男性からの評価が全てになる。
「女性の尊厳を守ることは男性の自由にも繋がります。男らしさという基準から逃れることができるのです」「容姿やファッションというメディアの価値に振り回されず、自分の価値に沿って生きるべきです」
私自身もメディアや周囲によって形成された価値観の中にいるために、無意識の偏見に満ちていることを忘れずにいよう
