風来のリヨナ

せんすいかんウーリー パイレーツ・トレジャーの風来のリヨナのレビュー・感想・評価

2.4
ウーリーにお任せあれ

ある日、タツノオトシゴ隊が見つけた略奪後の船の残骸。この調査に向かった潜水艦ウーリーくんは、七色を示す不思議な羅針盤と航海日誌を発見。自称伝説の海賊の子孫であるラッコくんがいつも話している内容に合致することから、一同は伝説の虹の宝を求めて出港するのだが、そこに悪いサメくんの影が…みたいな。



おそらくこの世に2つと無い潜水艦主人公の”名義アメリカ産!作中文字は中国!”…な完全に中国先生が委託されて製作してる3Dアニメ。イエローサブマリン♪イエローサブマリン♪

やる気無い小学校の理科の時間とかに流すと丁度良いと思われる知育具合で、度々 ”虹の七色” や ”七色の順番” などをカメラ目線でレスポンス要求して来ます。新鮮な体験。子供の声で外部から返答が入るので、恥ずかしい大人の皆さんは黙ってても主人公らは助かる。

ガバ設定に、しょ〜もな子供騙しオチにと…全面的にすげ〜面白くないんですけど、潜水艦のクセに「まずは船を修理しなきゃ」で船乗って旅する絵面とか、度々意味不明過ぎて大好きな部分もあったりして憎めません。

「潜水艦が牢屋から逃げたぞ!」とかほぼ全ての人は死ぬまで聞かない台詞だと思うので、そういう意味では貴重でした。デカいサメと殴り合うアシカも見れる!なんで?

個人的に気に入ったのは、ちゃんとぶん殴られたら鉄の音がするウーリー、「少しまけてくれませんか?ゼロ円に…」の図々しさ、「金は最も甘い毒」発言です。
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