やっぱりカルカン

アラジンのやっぱりカルカンのレビュー・感想・評価

アラジン(2019年製作の映画)
3.4
アニメと比べてジャスミンが自分の意見をしっかり言う強い女性になっていた。他にも時代に合わない所が今風にアレンジされていてかつストーリーを湾曲することなく自然に改変されていた点が良かった。
2つ目の願いも多少無理矢理ではあるが、アニメ版よりも納得できる展開になっていたと思う。

絨毯もウィル・スミスのジーニーも、うがった見方をしなければすんなり受け入れられた。ジーニーについては恐らく吹き替えの山ちゃんの功績がかなり大きいためだと思う。あの声と演技なら見た目がちょっとアレでも立派なジーニーになるのだ。
わざとそういう演出にしたのだと思うが、ジャファーの鳥(イアーゴ)が鬼滅の刃の鎹烏みたいな喋り方で驚いた。アニメでは鬱陶しいぐらい口が達者だったのに(笑)

取り立てて悪い点はない。テンポが良く映像も綺麗だったが、不思議なもので個人的にはアニメの方が何回も繰り返し見たいと思う映画かもしれない。