seiitaishogun

アラジンのseiitaishogunのレビュー・感想・評価

アラジン(2019年製作の映画)
3.8
ウィル・スミスがウィル・スミスで、『アラジン〜ヒップホップver.〜』という感じだった。そしてしっかりオシャレアクションなガイ・リッチー感もあった。
ジーニーでかいなと思ったけど受肉した後もでかかった。

ジャスミンの歌がとても良かった。ナオミ・スコット可愛いなと思ったらパワレンの子か!広瀬アリスに似てる気がするけどそう言えばパワレンの時の吹き替え声優は広瀬アリスだったな…。

あまり期待してなかったけど内容も良かったしやっぱり音楽が最高だった。

ジャファーだけ、若いし細くないしでイメージと全然違った。

-----------------------
以下、アニメ版を見直して感じた事。
ディズニープリンセスの扱いが以下のように変わっていた。

【アニメ版】法律に従った結婚ではなく自由恋愛の結婚がしたい→アラジンと結婚

【実写版】姫である自分と結婚した男が王になるのではなく、自分自身が王になりたい→力を認められて王になる→王になれば法律が変えられる→アラジンと結婚

という感じで、時代を反映してジャスミンの立ち位置が「自立した女性像・男女平等」をテーマにした物語に変わっていたあたりディズニーの抜け目のなさを感じたし、昨今の欧米映画業界の世相の目の厳しさを感じた。
(アニメ版はちゃっかりアラジンが玉の輿で王になった?)

あと、映画は字幕で見たのだが、日本語版のサントラ聴いて気づいた。アニメ版の歌詞とは翻訳が違う事に…。そこは同じでいいのに…違和感。
アニメ版と同じくジーニーを演じた山ちゃんは、アニメのジーニーとウィル・スミスの吹き替えの時とで、ビジュアルに合わせて少し声質変えてきてるのが凄い…流石や…。
seiitaishogun

seiitaishogun