HayatoHorigome

アラジンのHayatoHorigomeのレビュー・感想・評価

アラジン(2019年製作の映画)
4.0
期待通りの内容で期待を超えてくれた。愛、自由、友情、全て詰まってた。印象的だったのはジャスミン。描かれる世界の中での型にはめられた女性像と戦うように意志を持った強い女性でありたいというジャスミンになっていた。
貧しい生活からの脱出とジャスミンへの愛願うアラジン。
ランプの中から抜け出して自由な生活を得たいジーニー。
王国生まれで満ち足りているにも関わらず、自由がなく縛られてた環境のジャスミン。
身分違いのジャスミンに本当の自分の姿を伝えることを躊躇うアラジンに「自分らしく」「偽らないでありのままに」とアドバイスするジーニー。
魔法の絨毯でアラジンと空から街を眺める2人「この民を守りたいからもっと知りたいし、国のために私が何かをしたい。どう思う?」と問うジャスミンに「それは僕の意見が重要なことなのかい?」と返すアラジン。
ラスト、ジャファーをやっつけたあと、「お前を失うのが怖くて閉じ込めていた。でもこんなにも強く勇気のある子に育っていたなんて」とジャスミンに告げる王様のサルタン。
それぞれがそれぞれを想い合う中で、「らしさ」を「ありのままに」貫くことがクロスして描かれており、めちゃくちゃ心に刺さる内容になっていた。
各所ででてくる歌のもやはり素晴らしい。ホールニューワールドではわかっていても涙が、、、それとジャスミンが1人で歌い上げるシーンは圧巻。
吹き替え版も観てみたい。