わんだーうぉーる

七つの会議のわんだーうぉーるのレビュー・感想・評価

七つの会議(2018年製作の映画)
4.3
2022年128本目。

何度目かの鑑賞。最初は社員旅行のハワイ帰りの飛行機で見た記憶が。池井戸作品は大好きです。

~~ストーリーなど~~

テレビドラマ化もされた池井戸潤の同名企業犯罪小説を、野村萬斎主演で映画化。

中堅メーカー・東京建電の営業一課で万年係長の八角民夫は、いわゆる「ぐうたら社員」。トップセールスマンで、八角の年下である課長の坂戸からは、そのなまけぶりを叱責され、営業部長・北川誠が進める結果主義の方針の下、部員たちが必死で働く中、八角はひょうひょうとした毎日を送っていた。そんなある日、社内でパワハラ騒動が問題となり、坂戸に異動処分が下される。坂戸に代わって万年二番手に甘んじてきた原島が新しい課長として一課に着任するが、そこには想像を絶する秘密と闇が隠されていた。

八角役を自身初のサラリーマン役となる萬斎が演じ、香川照之、及川光博、片岡愛之助、音尾琢真、立川談春、北大路欣也といった池井戸ドラマ常連俳優が顔をそろえる。監督は「陸王」「下町ロケット」「半沢直樹」など、一連の池井戸ドラマの演出を手がけた福澤克雄。

※映画.com(https://eiga.com/movie/89181/)より

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制作チームが一緒なので当たり前なのだが『半沢直樹』色がかなり強い。ここで好き嫌いが分かれそう。

現代の時代劇みたいな感じで出演陣の癖がかなり強い故に、演技力の高さだけでなくインパクト勝負的な部分も凄く感じる。そこも好きなんだけれど。

内容はあまり覚えてないが書籍もかなり前に読了済み。NHK版は観てない(興味あり)。

野村萬斎、超良かった。さすが。半沢直樹チームの中に入ってもトップクラス級の癖の強さ(笑)。

前半戦と後半戦の種類の違う緊張感の高さにドキドキしながら観てたけど、香川照之の怖さが急に無くなってしまったのはなんか寂しかった。

北大路欣也の存在感よ。圧倒的ラスボス感。この手の役、この人以外に今できる俳優さんいない気がする。

観て、満足でした。
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