ねこ蔵

七つの会議のねこ蔵のレビュー・感想・評価

七つの会議(2018年製作の映画)
4.2
試写会で鑑賞。私が手放しで褒めるって滅多にないんけど、これは手放しで褒めよう。
全く前情報なし、ドラマ版も観たことなし、洋画かぶれの私が観て…なんじゃこりゃ面白い!ってなった。
名優揃いってだけじゃないんだな、原作の面白さとか脚本とかきっと色々あって面白いんだろうなと。
素人だから上手く説明できないのですが、モヤモヤやきもきからの、スカッとして、そしてまた落ちる。
淀んだいやーな空気から、笑えるコメディシーン…緩急が凄いです。
飽きさせないんす、釘付けになるんす。‬
サラリーマン冒険活劇だなと。
萬斎さんが主人公とおもいきや、実質主人公はミッチーだった(私の中で)
ミッチーの大冒険、なんて可愛いんだ!!
謎を追求する姿に何度も拳を握りしめて応援してしまった。
難しい題材が誰でも楽しめるエンタメに落とし込まれてるから、広い世代に受け入れられそう。
‪何度も笑い声に包まれ、息を飲む音も聞こえ、展開の緩急に会場が飲み込まれた感あった。‬(私はミッチーの癒しに飲まれた)
「会議」という響きはなんか小難しいそうでハードル高く感じるけど、違う!万人向けのスリル&サスペンス&アドベンチャー映画だ!
スタッフロールで帰ってしまうお客さんにも配慮されてるエンドで、それも新鮮ですごく良かった。
邦画を敬遠してたけど、改めようと思った作品です。

ふと、七つの会議って会議の数を数え忘れてたなと思ったけど、きっとそれは本題じゃない。
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