全員うさんくさいのが良い。
主役までうさんくさい。
クライマックスの会議のシーンは必見。関係者が一同に会すこの会議で、それぞれがそれぞれの想いをぶつけあうかのような演技。とても痺れた。もう一度見たい。
半沢直樹が好きな人はこれもの凄くツボに入るんじゃないかと思う。最後までなかみたっぷりだし、席を立つ隙もなく始まるエンドロールにはメッセージ性がある。ありし日の洋画のようなその後の彼らもちゃんと描かれていて好みの感じ。悪に対して正義を貫く者たちの生きざまというのがかっこいい世界。
あと野村萬斎の立ち居振舞いはさすがとしか言いようがない!!!香川照之とのコンビ、とても良かったです。チョイ役にこんな主役級の子使うの!?って人もいて、そのへんちょっとシンゴジラみを感じる贅沢さだったけど、そんな実力派キャストをこれでもかというほど揃えた事実に恥じない脚本と演出も見事。
まだまだ公開されて間もないのでぜひ見てほしい。おすすめです。