なべかれ

七つの会議のなべかれのレビュー・感想・評価

七つの会議(2018年製作の映画)
5.0
観ると社会人になりたくなくなる映画。

サバイバルゲーム系とはまた違う人間臭さが滲み出ていて非常に面白かった。
錚々たる大物俳優勢ぞろいで演技に惹き込まれまくった。
歌舞伎に狂言に落語と、濃い俳優が揃っているからか、喋り方とかリアクションがオーバーに感じるところもあったけど、世界観にかなりハマってて面白みが増してた。
ストーリーも半沢直樹みたいな下克上物語でどんでん返しに目が離せなかった。スッキリするしね!さすが池井戸潤。

野村萬斎の映像作品は陰陽師シリーズ以来観てなかったけど、ヘラヘラしてても締めるとこ締めるみたいな役めちゃめちゃ合いますね。
及川光博、個人的に1番好きなキャラ。サスペンスドラマでよくやってるイケおじ役よりも、こっちのヘタレ部下のほうが合ってる。
香川照之は香川照之だった。エピローグめちゃおもろかった。

いやーもう俳優陣が豪華すぎてそれだけでも観る価値ありですね。飽きなくてめちゃめちゃ面白かった!!
なべかれ

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