たかはし

夜明けのたかはしのネタバレレビュー・内容・結末

夜明け(2019年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

柳楽優弥ってやっぱすごいっすね
映画館の帰り道、話を観たとか、音を聴いたとか、そんな風に1番何がよかったかを考えるんだけど、この映画は柳楽優弥
一番にしてくれないと悲しくなるし、誰かに重ねられると怒りたくなる、どこに行ったって自分だけを大切にしてくれるとこなんてないから、手っ取り早いのは自分で自分を大切にすることなんだけど、この主人公はもうそんなこと絶対にできないとこまで来ちゃった
主人公が逃げていったあとの、工場の人たち、人間じゃないよな、あれ
めちゃくちゃどうでもいいけど、私の地元の電車が走ってたり(地元は全然旭市じゃないけど)主人公と同じ誕生日だったり、なかなかの縁ですな、と嬉しかった

追記、
こんな自分でも必要として欲しくて、必死に自分とは違う必要とされる人に変わろうとしたけど、でもやっぱり自分を自分として必要として欲しかった、ってことなら、自分を大切にすることに気づけたって事なのかもしれない、それが夜明けってことなのかもしれないなあ、夜明けてねえじゃんっていうコメントがあって、私もそう思ってたんだけど、通勤電車でそんなことをふと思った次第、だから終わってないようで、ちゃんとラストは用意されてるんだ、踏切を越えたあとどうするかは、一人一人のなかで用意してもらうだけで、すぐに答えや結末を求めなさんな
たかはし

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