せろり

タロウのバカのせろりのレビュー・感想・評価

タロウのバカ(2019年製作の映画)
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2019年87本目。

軽いノリで見れるような映画じゃない
ってことを最初にアナウンスしておきたい映画でした


飛んだら落ちて死ぬ。


タロウ、エイジ、スギオ
3人それぞれが抱える不安や悩みが
全部怒りになり暴力になり
3人の世界が少しずつ歪んで落ちていく。



障がい者施設だったり売春行為だったり
ネグレクトだったり暴力行為だったり
見ててつい目をそらしてしまいそうなシーンが
多かったんだけどこれもすべて日本にある
事実なわけで見終わった後もズーーーンってなった
感情移入なんてできないよ笑
「あー分かるわ~」とはならないよこの映画笑


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太賀の演技が絶賛されてたのも
納得の作品でした。
今までどうしてもコミカルな役のイメージが
強かったんだけどあんなにも
人間味溢れるスギオを熱演できるのは
太賀くらいなのかもねって思えました まる
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