kosei49

青の帰り道のkosei49のレビュー・感想・評価

青の帰り道(2018年製作の映画)
-
眩しくて、苦しくて、羨ましくて、共感して。


なんか感情がぐちゃぐちゃ。


過去の自分に重ねたり、今の自分とリンクしたり。


藤井監督が描く東京は闇の比率が高い。ずっと東京で生きてきた人が描く東京。


その中に微かな光があるのだけど、簡単に掴めるほど甘くもない。


それにしても、やっぱり簡単に死にすぎだよ。

そりゃ辛いこともあるし、どうにもならないことだってたくさんあるし、それがどれほどのものか分かりようはないけれど、それにしたって簡単に死にすぎだ。



これを観て、なんとなく関東圏の田舎で育った人と、地方の本当に僻地で育った人で、東京というものへの憧れ方にはだいぶ違いがある気がするなと思った。
kosei49

kosei49