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「青の帰り道」に投稿された感想・評価

ゆう

ゆうの感想・評価

3.4
結構暗めの青春?映画。

夢を持っていた少年少女が大人になった後の話的な。結構登場人物が多いけどそれぞれに焦点を当てている感じ。

まぁわりとテンプレみたいな良くない展開を見せられるのでグォーっとなる。まぁそういかざるを得ないよね。みたいな。

話の決着もまぁそういう感じかと。無難な締め方。悪くはないがめちゃくちゃ良いってほどではないかなー。

横浜流星はやはりオーラが違う。かなりグレてる役だけど、この頭より行動が先走る感じ上手い。ちょっと良いやつに見えてくるけど全然そうではないのでギャップ萌え的なのに惑わされがち。

音楽は僕が好きなamazarashiなので言わずもがなめっちゃいい。
x

xの感想・評価

2.0
ダサくて二番煎じのような映画
でも確かに過去は全部思い出になっていくし現実は醜く腐っていく
どいつもこいつも綺麗事ばっか
他人の幸せなど触れたくもない
余裕で絶望ーーー!
やっぱりこの手の映画は嫌いじゃないな

キリのままがしぬほど、かっこよいまじで。

このレビューはネタバレを含みます

紛れもなく青春映画なんだけど普通の作品とは一線を画すハードさ。藤井道人の現時点での最高傑作はこれだと思う。後半息切れを感じないでもないが、そんなことよりも熱量が凄い。

2008年からの10年。そこを切り取った映画って、あんま観たことないので新鮮に感じた。「寝ても覚めても」が設定的にはそうか。とにかく、この10年というのは自分にとって青春時代だったわけで。そこが包括されるようになったのは不思議な気分。

その10年。リーマンショックがあって東日本大震災があって…90年代と比べるのも野暮だけど、後から見て「いい時代」と言われるような時代ではないんだろうな。そんな時代に振り回される若者たち。それはそうなんだけど、でも「時代の所為」っていうのはこの映画の本質ではないと思う。この映画が描きたかったことって、どの時代でもどの国でも通用する、もっと普遍的な葛藤、苦しみ、そして希望ではないのか。と、たった3年で地獄のような2020年代を生きてみて、尚更そう思う。

だから藤井監督、政治的な監督ってわけではないと思うのです。「新聞記者」が良くも悪くも一人歩きしているような…もっとエンタメ性を持って、社会にメッセージを提示できる良い監督なんだと思うけどな。特定の政党や主張へのプロパガンダで収めようとするのはあまりに才能の無駄遣い。もっと根源的な何かを描ける人。

閑話休題。とにかく印象的なのは出演者の素晴らしすぎる演技の数々です。「この人こんな芝居するのか…!」という驚きの連続。ただ純粋に音楽を愛していたはずなのに、自尊心が捨てられず、そこに罪悪感まで入ってきたことでどんどんボロボロになっていく真野恵里菜。眼鏡の芋っぽさと上京してからの垢抜けた感じのギャップが良いんだけど明らかに危うさを含んでて、やっぱりDVの餌食になってしまう清水くるみ。いつも他人の所為にして不機嫌でクズヤンキーを地でいく横浜流星(すぐに手が出る感じとガン飛ばす眼がガチすぎます)。本作のMVPかもしれない、死ぬ間際の微笑みが何を表しているのか…どうとでも取れるのが恐ろしくて切なくて寂しい、本当に素晴らしいとしか言いようがない森永悠希。

あまりに辛くて観ている間何度も気持ちが折れそうになったんだけど、でも最後は救いで終わる。ボロボロ泣いた。amazarashiの主題歌がまた、反則レベルで美しい。
みょん

みょんの感想・評価

2.0
メンバー個性あっていいんですけど、なんか惹き込まれる内容ではなかったのと、以前見たような…?という感じでした。

多分きっとまた1年経ったら見てないと思って借りるレベルで内容が頭に入ってきませんでした
一生続く、そう思っていた時間や関係性。
戻れない時間、戻れない場所。
何者かになろうと伸ばした腕。
人生を返上して集めたはずの「何か」が指の隙間から零れ落ちる。
なりたかった自分、思い描いていた夢、目指した未来。
"自由だ!"と、無限の選択肢の前にいたはずだったのに、可能性も視野もいつの間にか狭まって。

メールひとつで飛んでくる友人がいること。
田んぼに囲まれたアスファルトの一本道。
変わらなかったものが、そして、これからも変わらないであろうものが、喉奥に刺さるような切なさを呼ぶ。

子どもから大人への転換期を切り取った青い作品。
F

Fの感想・評価

-
“どこ”で頑張るかだけじゃなくて、“どうやって”頑張るかも大事だと感じました。

時代の移り変わりとともに変化していく、登場人物の姿とそれぞれの関係性がとても印象深いです。

カナやリョウたちに対して「そんな選択しないほうが…」と思いを抱え、嫌な予感を当てながら作品を観ていたけど、客観的な視点だからそう捉えられるのであって、自分も実際にはこんな感じなんだと。

大切にしたいと思う人を、ちゃんと大切にしようと思います。
kawashiman

kawashimanの感想・評価

4.1
イイ!
出演者、みんな輝いてた。
大人になる大変さ、でも夢を追う真っ直ぐな気持ち、何をしていいのかわからない自分、色んなことが詰まってた。
もがき、苦しみ、右も左もわからず、流され、自暴自棄になり、それでも自分なりに楽しみ見つけて。。。私にはそんな若い頃を思い出す作品だが、是非10代、20代に観て欲しい。
どれだけ年を重ねても、学生時代の仲間の存在は大きい。たとえ年に一回しか会わなくなっても、理解し合える仲間。
タツオが歌う歌に感動した。
久しぶりに観ててイライラしかしなかった。
劇中で起こるほぼ全ての悲劇のような出来事が、殆ど身から出た錆なのに、それを「どうしようもない悲劇」ように描いてるのが腹立つ。

後、横浜流星演じるキャラが、かなりのクズなのにいっちょ前に人に偉そうに説教してるのが腹立つ。

総じて登場人物が闇金ウシジマくんに出てきて、食い潰すされそうなキャラばっか。

狙って描いてたなら、それはそれでまた不愉快だけど……。レクイエム・フォー・ドリームとかは普通に観れたんだけどなあ。
chip

chipの感想・評価

3.8
痛くて切なかった…
ジャケの高校生7人は満面の笑顔ではしゃいでいる、
それぞれの将来に夢を持っていた。。

数年後…
受験失敗、DV、オレオレ詐欺、アル中、慣れない営業仕事…
みんなキツイなぁ~
大人になれと追い立てられる…
見ていて胸が痛かった。。
あ、これ、「新聞記者」の藤井道人監督なんですね、
あの作品も痛かった。。

毎日忙しく過ごすうちに、
若かった頃の葛藤とか夢とか忘れてしまって、
いつの間にか「大人」になってしまったのかもしれないなぁ~

落ちるところまで落ちても、
メールひとつで駆けつけてきてくれる友だちがいる、
それってすごくありがたいこと、
そんな友だちを大事にしなくちゃ~だね。

ラスト…
自転車の高校生たちをまぶしそうに見る彼らがいたなぁ。。
AMY

AMYの感想・評価

2.9
扱っているテーマに共感した

誰にでもきっと、あの時は楽しかったなという戻れない輝かしい過去があると思う

それって現実を知らずに無邪気に楽しめた”青春”だからなのかな

大人になって、少し前の出来事を楽しかったなと振り返ることもあるけど、それとはまた違うのが青春な気がする


リョウのキャラクター自体には感情移入できなかったけど、リョウの視点って結構ポイント抑えてるなと思った

高校卒業して2年経った7人が東京に集まった時、上京して2年経って雰囲気が変わったキリに対して「染まっちゃったな」とリョウが言うシーン
明るく言ってるけど、自分と同じ世界にいた身近な人が違う世界に行って変わってしまうのって、なんか不安になるし、変われてない自分に焦りも生まれるんだよね

コウタとマリコは結婚、カナは芸能界デビュー、キリは東京で仕事を持ち、ユウキは東京で進学
「みんなは成功してるのに、変われてないのは俺らだけ」とリョウがタツオに言うシーンにも最近の若い世代の特徴が表れてるなと思った

インスタ映えがトレンドになって、高級レストランでの食事、ハイブランド品の投稿など、充実した生活が切り取られて載せられてるだけなのに、見る側はついそれがその人の全てなんだと思い、自分と比べたり、妬んだりする

実際映画の中でも、芸能界で成功しているように見えてもカナは自身の歌を歌わせてもらえないという不満を抱えていたり、キリも希望していたカナのサポート以外の業務に就かなきゃいけなかったり、ユウキは就活に悩んだりと
見えている/見せている姿だけがその全てじゃないと言うことがよくわかる

だけど、青春が終わる、高校卒業のタイミングとか大学卒業のタイミングとかって、理想と現実のギャップをまだ受け止めきれず、どうしても目の前に見える姿/世界が全てだと錯覚しちゃうんだよね

就活してた時がまさにそうだったからわかる

タツオもカナもそれに陥っていたから、もう目の前の世界でやっていけないと絶望して…だったけど
俯瞰してみたら、カナだって事務所を辞めたり、路上ライブで一から始めてみたりなどなど、他の道/世界はいっぱいある 

嫌だと思いながらも現状から離れられない、今あるものに縋ってしまうその気持ちも理解できるから、そう簡単にはいかないこともわかるけど

リョウが、どんなことがあっても死んだらそれで終わりなんだと言うシーンがあるけど
まさにその通り、絶望することもあるけど、目の前の世界だけが全てじゃない、それ以外に目を向けたら、息ができる場所があるのにね

でも本当に追い詰められてる時は、そういうことももう考えられないんだよね…

じゃあ、こんな辛い時期なければ良いじゃんと思うけど、これを乗り越えたからこそ、現実を知って、前に進めたりするものなんだよなと思う
だから辛いけどこの時期は必要だったんだなと振り返ると思う
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