RBGは私たちのスーパーヒーローだ。現役の最高裁判所判事であり、長年性差別と闘い続けてきたルース・ベイダー・ギンズバーグの人生を映したドキュメンタリー作品。彼女を見つめる人たちの目が、尊敬と希望でキラキラ輝いている。いつの間にか私も同じ目をしていた。
先日公開された映画「ビリーブ」でルース・ベイダー・ギンズバーグを演じたフェリシティ・ジョーンズも、"マントをつけないヒーロー"と言っていた。グッズまで作られる盛り上がりを見て、「レゴムービー2」にRBGのレゴが登場したことにも納得。私もマグカップほしいなあ。
「RBG 最強の85歳」は、「ビリーブ」を見てルース・ベイダー・ギンズバーグのその後の人生が気になった人にぜひおすすめしたい。彼女が現在まで闘い続けた事実、そしてマーティンとのパートナーシップがどれほど深いものだったのかがわかる。彼女の人生から多くを学び、私も次世代につなげたいと思う。
ルースが保守的な判事から敬意を表されたり、思想を超えて仲の良い友人同士になった、というエピソードも良かった。彼女の"怒りを一旦沈める"という戦法に加えて、これから考え方の違う人と対話するときの参考にしたい。
カッコよかった……"ノトーリアス RBG"。
