役者が食われてる所じゃない。
鈴木亮平による他の役者全てを演技で惨殺する映画。
上林という男の背中とガミさんの背中を日岡と同じように観客もひたすら追い続ける今作。
一応2だけ単体で見ても満足のいく作品ではありますが日岡に何があったのか…
一体何を目指してるのか何に取り憑かれてるのかを知る為にも1は事前に観ておくことをオススメ致します。
1も観て後悔はしないと思います。
2にあたる今作はとにかくパワフル。
1とはテイストが全く違うもののテンポとパワーはlevel2の方が良かったかと思います。
見た人間誰もが退屈だとは思わない映画に仕上がってます。
お見事の一言。
1の方が脚本的にはマル暴により寄ってますしミステリー要素も強く気温や湿度まで伝わってくる絵の強さがありました。
テイストが違うというだけでどちらの方が優れているとかは思いません。
どちらも素晴らしい映画です。
本当に白石監督始め制作に携わられた全ての方に感謝したいです。
コンプラコンプラと煩いこのような時代にこんな熱い映画を劇場で見れたこと。
役者さん方も真正面からぶつかって演じきってくれた事。
そして何よりこの時代に産まれれたことに思わず感謝せざるを得ません。
level3も楽しみにしています。
気になる方はとにかく見て下さい。
大体の方は後悔しないはずです。
孤狼の血シリーズに心からの感謝を捧げます
